ただ、唯一の、

なぜ女系天皇はダメなのか。

それはこの一言によって説明することができる。

天皇は国民の誰もが異論の挟む余地のない存在でなくてはならない。そのために天皇は男系である必要がある」ということによってである。


天皇制は女性差別の典型だ」「憲法は男女同権だ」などという批判があるが、まず物事の根本を理解していない。


なぜ男系でなくてはならないのか。


例えばこう考えよう。

日本人が日本人として最後にアイデンティティーを感じるのはどこであろうか。

もちろん日本には様々な伝統や習慣、文化など素晴らしいものが残っているし、それによって日本を感じることもちろんある。 しかし1番最後。例えば日本が戦争になったり他国の侵略を受けた際、1番最後に日本人が日本人であると感じるのは何によってであるか。

 

それは間違いなく、「天皇がいる」と言うことに感じるはずである。

統治者でもなく、国民のために日々祭祀を司り、2000年以上同じ血筋で継承し続けてきた天皇という存在は世界を見ても日本にしかない。


そう言うと今度は「天皇は別に否定していない。女系天皇でも日本人が日本人であることを感じることはできる」という反論が起こる。

しかし、それでもやはり女系の天皇ではいけないのだ。

 

日本人が天皇の存在を感じた時、天皇がどこの馬の骨ともわからない血筋を持った天皇であったら日本人はそれを誇りに思うだろうか。いや、絶対に思えないはずだ。 それはほかの伝統や文化、存在そういったもののアイデンティティーと同じ同列に属するものとなってしまうはずだ。

しかし天皇は他のそういったものを超えた特別な存在でなくてはならず、国民の誰もが異論の余地を挟むことなく、天皇であると言える存在でなくてはならないのだ。

そしてそれは男系という長い長い歴史によって証明された血筋によってでしか証明することは難しい。

「男系の血筋」に変わる他の理由を持つことは難しい。 そもそもそんなことは今から作ろうと思ってもできないものだ。 だから「男系」にこだわる必要がある。


日本が危機に陥った際最後に頼ることができる存在、それが天皇である。

その役割は現在においては、ほかの何にも変えることもできない。

ただ歴史と言う長い時間が作り上げた1つの間違いない男系の血筋を持つ天皇でしか担うことができない。

だからこそ違う血筋を持つことになる女系天皇及びそれの始まりと言える女性天皇女性宮家は絶対にやってはいけない。

それは国民に異論がおこる天皇になってしまうと言うことであり、ひいては国民が最終的にまとまることができない存在として残ってしまうと言うことである。 そうなってしまったらもはや天皇はいらない存在として議論されてしまうであろう。 そうなってしまったらおそらく僕も、もはや天皇は必要ないのではないかと考えるようになってしまうはずだ。

その時、日本は日本でなくなってしまうだろう。